フィリピン国内をはじめアジアを中心に画家、彫刻家、イラストレーターとして活躍するマリアノ・チンは、1971年生まれ。フィリピン大学で絵画を学んだ後、アーティストとしての活動を開始し、2000年代のはじめには、複数のアーティストとともにマニラ近郊にアーティスト・ラン・スペース"Srrounded by Water"を設立、運営メンバーとして活躍しました。2002年〜04年、文部科学省奨学金留学生として来日、京都市立芸術大学において木版画を学びました。児童書の挿絵画家としても活動し、児童文学の発展と促進を推進する政府機関の1つPhilippine Board on Books for Young Peopleから２度表彰されています。日本のアニメの影響もあるという彼の作品は、サイケデリックで時にグロテスクなディストピアの物語であり、社会情勢に対する鋭い切り口となっています。本作は、2022年11月17日〜12月4日、マリアノ・チンをふくむ6名のアーティストによるグループ展
〈態度と実践~フィリピンの独立系アーティストたち~ 〉出展の４作のうちの１点です。シリーズ名のSleep Walkingは、夢遊病の意味。
| 作品名 |
Sleep walking series : block |
| 作家名 |
マリアノ・チン - Mariano Ching - |
| 制作年 |
2022年 |
| 素 材 |
水彩紙に墨汁、アクリル絵具 |
| 仕 様 |
フレーム無し |
| サイズ |
30.48×45.72cm |
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